下肢のむくみ外来のご案内
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下肢のむくみとは

むくみは、毛細血管から細胞の層にしみ出た水分が何らかの原因で過剰にたまることで起こります。

特に下肢は心臓からもっとも遠く、重力の影響も受けるため、むくみが起こりやすくなります。下肢から心臓に血液を戻すためには、ふくらはぎの筋肉を収縮させて足の静脈を圧迫し、ポンプのように血液を下から上へと押し上げる必要があります。また、静脈には血液の逆流を防ぐ弁があり、ふくらはぎのポンプ効果をサポートしています。

そのため、運動不足でふくらはぎをあまり動かさないと血液が足にたまってしまい、 うっ滞してむくみが起こります。

また、弁が壊れることで逆流が起こり、効率よく血液を戻すことができずにうっ滞し、むくみが起こる場合もあります。

下肢のむくみの多くは生活習慣の見直し等で改善しますが、心不全下肢静脈瘤、リンパ浮腫などによるむくみは注意が必要です。

むくみを起こす生活習慣

長時間同じ姿勢
長時間同じ姿勢

立ち仕事やデスクワーク等で長時間同じ姿勢を続けていると、ふくらはぎの動きが減り血液が心臓に戻りにくくなり、むくみにつながります。

食生活の乱れ
食生活の乱れ

塩分を摂りすぎると余分な水分が排出されにくくなります。またミネラルやビタミン、タンパク質が不足するとむくみが起こりやすくなります。

運動不足
運動不足

運動不足によるふくらはぎの筋力低下により、ポンプ機能が正常に作用しなくなり、血液が滞ってむくみが起こります。

体の冷え
体の冷え

体が冷えていると血流が悪くなり、老廃物や余分な水分がスムーズに排出されなくなってむくみが起こります。

診察、検査について

問診票に記入された内容をもとに、視診・触診でむくみの有無、皮膚の状態、心不全下肢静脈瘤等になっていないかを調べます。

診断結果に基づき、当院の循環器内科、血管外科等へ紹介します。

※足のむくみの原因は、腎臓病、肝硬変症、甲状腺疾患など他の疾患の可能性もあります。

治療について

足のむくみを解消するために利尿剤などを処方する薬物療法を行うほか、マッサージによる血行促進・リンパ液の流れの改善、弾性ストッキングによる足の圧迫などを行います。

またご自宅で簡単に行えるストレッチや運動を指導、生活習慣を見直し食事や姿勢などについてもアドバイスを行い、むくみの改善を目指します。

当院 循環器内科への紹介

まずは重症度が高い「心不全」が原因でないかを確認します。必要に応じて、心電図、心臓エコー検査、胸部レントゲン検査、採血をして心臓のチェックを行います。また、症状に応じて腎臓、肝臓、甲状腺機能などの疾患についても確認し治療を行います。

当院 血管外科への紹介

患者さまの症状に応じて、当院血管外科へ紹介し、超音波(エコー)検査等や弾性ストッキングの指導を行います。 下肢静脈瘤を有している場合は、日帰り・短期滞在手術「血管内焼灼術」「血管内塞栓術」等の非侵襲性の血管内治療も行っています。

受付時間/担当医表

受付時間

午前 診療受付 8:30 ~ 12:00
外来診療 9:00 ~ 12:00
午後 診療受付 16:00 ~ 18:30
外来診療 16:00 ~ 19:00

担当医表

午前診 9時~12時
下肢のむくみ外来 1 診           石井洋光
(1,3,5週)
(外・内・血外)
 
2 診 梶浦孝之
(内・循内)
小原一朗
(1,3,5週)
(内・糖内・消内)
  高田裕基
(内・循内)
梶浦孝之
(内・循内)
  梶浦孝之
(2,4,5週)
(内・循内)
5 診     石井洋光
(外・内・血外)
       
午後診 16時~19時
(受付終了時間:18時30分)
下肢のむくみ外来 1 診         小原一朗
(内・糖内・消内)
 
2 診     梶浦孝之
17:00~
(内・循内)
   
3 診 梶浦孝之
(内・循内)
高田裕基
14:30~16:30
(内・循内)
  小山朋之
(内)
 
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